セミリタイアして始めたこと

 セミリタイアしてしばらくの間は何をやる気にもならなかったのだが、その状態があまり本意ではなかったため、紙への書き出し効果を信じて、やる気を出すためにセミリタイア後にやりたかったことを紙に書き出してみた。バケットリストのように適宜付け足していくつもりだが、今のところざっくりと十数個が書かれている。いくつかは既に取り掛かっていて、未だに手を付けていないものは「〇〇の勉強」といったものが多い。

 このリストの一番最初に挙がっているのが、某フリマアプリの名前である。最近ではいろんなアプリで個人間売買を簡単に行うことができるようになっているが、前から興味はあったものの、以前はなかなか時間もなく、最初の障壁を越えることができなかった。この度、自由時間を手にしてようやく始めることに成功した。

 いらないものを処分することによって身の回りが片付く断捨離効果や、ちょっとしたお金が入ってくる嬉しさなどもあるが、いざやってみて一番良いと思ったのが、適度な運動になることである。

 家の中を見て回って、無くても困らないものを選別して一定の場所に集める。それらをアプリ上で売りに出す。売れたら梱包し、発送するために外出する。

 もともと引きこもり気味な生活だったのだが、これを始めてから発送作業のためにこまめに外出するようになった。また、家の中でも座りっぱなしの時間が減少して、ちょこちょこと動くようになった。何なら、これらの作業をするための作業台を設置するために部屋の模様替えをしたりもした。

 これがずっと続けば言うことはないのだが、残念ながら使わないものというのは家の中に無限にある訳でもなく、ある程度売り尽くしたらそれまでである。しかしその頃には気力も充分に向上している予定なので、また何か他のことがやりたくなってそちらに邁進していることと思うしそうであってほしいので、特に問題はない。

 むしろ、熱中しすぎて早々に息切れする方に気を付けた方が良さそうである。少し前に始めたばかりなのでまだまだ売りたいものはあるが、一日の時間のうちこの作業だけに時間をかけすぎると他のことができなくなるし、早めに飽きが来てしまうだろう。

 前々から考えていたのだが、やはり一日のスケジュールの中に複数のタスクを入れるためには、時間割のようなものを作るのが良いのだろうか。やりたいことは時間を気にせずに好きなだけやりたい方だからあまり気が進まなかったのだけど、結局は時間を決めて色々なことを毎日一定時間だけやった方が効率的かつQOLが高いのかもしれないと最近は思い始めている。