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定年引上げについて「70歳まで働かされるのか」みたいな論調をよく見るけど、実際に仕事を探してる高年齢者の方とか見るとやっぱり資格職とかでも年齢はネックみたいだし、定年後に就活するよりは同じ会社で継続できる方がご本人も楽だろうからいいんじゃないかと思う。
単に機会を広げるだけで→

— 凛(セミリタイアっぽい生活中) (@distractedgame9) April 5, 2021

労働を強制するものでもない。
高年齢者全員がお金目的で働いている訳でもない。ただ国側に65歳からの年金支給の継続は今後難しいという理由はあるんだろうけど、でも昔は55歳定年だった時もあって今考えれば早すぎない？　と思うのと同じで、平均寿命が延びれば定年も延びるだろう

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選択的夫婦別姓と同じで、70歳までなんて絶対に働きたくないと思う人はいるだろうし、そういう人は働かない選択も当然できる。でも、お金の問題だけでなく健康のため社会性維持のために働きたい人もたくさんいて、その人達が今よりも苦労せずに働き続けられる仕組みを作ることは良いことだと思う

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だから定年引上げは別にいいんだけど、同じ理屈のはずの選択的夫婦別姓が未だに牛の歩みの遅さなのはなんでやねん（でもいよいよ重い腰を上げないといけないような空気もある感じ？　やっぱりむずいかな？）

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例えば今60歳定年でその後再雇用制度があるとして、実際には再雇用を選ぶ人が結構多いけど、そういう人達で「辞めると生活できないから」という理由の人は少ないと思う（60歳まで正社員だった訳だし）。ただ、人生の岐路において改めてこの先の生活について考えた場合に、→

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日々の時間を主に費やす活動の一つに習い事や趣味、家事、家庭生活やボランティア等と並列して仕事もあったとして、生活の心配はないし基本的には自分が楽しければ何でもいいんだけど、①そもそも仕事以外の活動をあんまりやってこなくて他の選択肢があまり思いつかない、と言う以外に、→

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②他の活動を知らない訳じゃないけど、仕事という活動を選ぶと楽しさ以外にお金も稼げるしそのお得感は無視できない、と言うのがあるんじゃないかと思う。お金って生活の原資という意味以外に、満足感とか可能性とか自己肯定感とか何かよく分からん心理的充足が発生するから。

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セミリタイアとかする時はそのよく分からん心理的充足を自己分析して最低限必要な生活費以外の部分を切り捨てることで働いて稼ぐ目的を敢えて限定したりするけど、別にそこを目指してなければ、わーお金稼げた嬉しいー、とか、お金貰えるならやろうかなー、とかでいいと思うし

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で、全然違うケースで、再雇用とかではなく何らかの事情で失業してて高年齢で就職活動をする場合には本当に生活のために働かないといけない人も多いだろうし、そこまでの約40年で準備しとけよみたいな自助努力論も万能じゃないし、生活保護とかの問題以前に、→

— 凛(セミリタイアっぽい生活中) (@distractedgame9) April 5, 2021

やっぱり自分の手で稼いで自立して生活するということは、（そんな歳で働かないといけないなんて国が悪い的な主張も的外れで、個人の姿勢というか自尊心の部分で）本人にとって大切なことだと思う。でも別に生活保護が必要なら利用したらいいと思うけど

— 凛(セミリタイアっぽい生活中) (@distractedgame9) April 5, 2021

例えば今64歳の人が就活してるとして、企業側で「でもどうせあと1年やん」となるのと、「最大あと6年か。今人手不足やしな」となるのとは違うから、今回の70歳雇用継続努力義務開始で徐々に変わればいいと思う

— 凛(セミリタイアっぽい生活中) (@distractedgame9) April 5, 2021